セクキャバ求人は東京都外の地方では、若者の都会への人口流出が拍車をかける。例えば、昨年9月にやはり史上初めてセクキャバ求人倍率が1倍を超えた新橋。厚労省高知労働局の集計では、セクキャバ求職者は09年度の1万9000人から昨年度は1万4400人と4000人以上の減少。また、14年の他県への転出者は、転入者より2179人多く、年齢別に見ると、20〜24歳がその半数以上を占める。
 新橋セクキャバ組合書記長の米満さんは「セクキャバ求人は職種が限られていて、セクキャバ内勤職などは希望してもほとんどないのが現実。結果的に高校生は3割前後が県外で就職する」と話す。渡辺セクキャバ協会理事の言う「雇用の改善」には、セクキャバ求職者の母数が減る中、若者が都会へ流出し、セクキャバ求人倍率はますます上がる、という皮肉な構造が見え隠れする。