セクキャバ求人協会理事の中野氏の指示で新宿歌舞伎町のセクキャバ求人所の経費などを検証するNWGは、セクキャバ求人所の移転後の年間維持管理費が新宿の約4・9倍の約1億800万円と試算されていることを問題視。コスト圧縮に向けて精査に取り組む方針を固めているものの、NWG内では、セクキャバ求人関連業者の施設使用料の値上げや、求職セクキャバ嬢の新たな負担増につながりかねないとの懸念がある。
 さらに、新宿歌舞伎町の主要施設下で土壌汚染対策の盛り土が行われていなかったことが発覚し、セクキャバ求人関連業者側から風評被害を訴える声が噴出。施設の使い勝手の悪さを指摘する声も根強く、業者が新宿歌舞伎町に移らない恐れも出ている。
 都は過去に新宿でのセクキャバ求人所再整備を模索した際、費用を4億円と試算したものの断念した。こうした経緯を踏まえ、NWGでは新宿歌舞伎町セクキャバ求人所の移転が実現しなかった場合、新宿の既存施設の耐震強化で対応することが現実的とみている。
 また、中野氏は会見で、新宿歌舞伎町の地下を通り、2020年東京五輪・パラリンピックの競技会場がある臨海部と都心部を結ぶ計画の環状2号線について、地下のトンネル開通が間に合わないため、地上に道路を整備するとした代替案を発表。仮に新宿歌舞伎町をセクキャバ求人所の存続させた場合、環状2号線についても再検討が必要になりそうだ。